ダリアを自宅で長持ちさせる方法
ダリアは「すぐ枯れる」と思われがちですが、扱い方次第で1週間以上きれいな状態を保てます。神戸・元町でフラワーショップを営む当店が、日々の仕入れと制作の中で実践している管理方法をまとめました。
まず水揚げをしっかり行う
ダリアを花屋から持ち帰ったら、すぐに水に入れるのではなく、まず茎を斜めに切り直してください。切り口を斜めにすることで、水を吸い上げる面積が広くなります。切る道具はハサミよりも花用のナイフが理想的ですが、よく切れるハサミでも問題ありません。
切り直した後は、バケツに深めに水を張り、茎の半分以上が水に浸かる状態で1〜2時間置きます。この工程を「水揚げ」と呼び、花が十分に水を吸い上げることで、その後の持ちが大きく変わります。夏場は水温が上がりやすいので、涼しい場所で行ってください。
花瓶の水は毎日替える
ダリアは水が汚れると茎が腐りやすい花です。花瓶の水は毎日替え、替えるたびに茎の先端を少し切り直すと、吸水力が維持されます。水替えのついでに花瓶の内側も軽く洗うと、雑菌の繁殖を抑えられます。
市販の切り花延命剤を使う場合は、パッケージの指定量を守ってください。多く入れすぎると逆効果になることがあります。延命剤がない場合は、水1リットルに対して砂糖を小さじ1杯加えると、花の栄養補給になります。
置き場所と温度の管理
ダリアは高温と直射日光が苦手です。窓際に置く場合は、レースのカーテン越しの光が当たる程度にとどめてください。エアコンの風が直接当たる場所も、花が乾燥して傷みやすくなるので避けます。
秋は室内の温度が安定しやすく、ダリアにとって過ごしやすい季節です。夜間に気温が下がる場合は、窓から少し離した場所に移すと長持ちします。10度を下回る環境は花にとって寒すぎるので、玄関や廊下に置く場合は注意してください。
花びらが落ち始めたら
ダリアは花びらが外側から順に落ちていきます。外側の花びらが落ちても、中心部はまだきれいな状態のことが多いので、落ちた花びらをこまめに取り除きながら楽しむことができます。最終的に花が終わったら、茎を短く切ってコンパクトにまとめ、最後まで飾ってみてください。
ダリアの扱いに慣れると、他の花の管理にも応用できることが増えます。わからないことがあれば、ご来店の際にお気軽にお声がけください。